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Calendlyは日本語対応している? 祝日・日本円決済まで公式情報で検証

結論から言うと、Calendly の予約ページは日本語で表示できません。日本の祝日も自動では休みになりません。予約時の決済に日本円は使えません。 この記事では「使えそう」という印象ではなく、Calendly 自身のヘルプページと料金ページ(2026年10月時点)に書かれている内容だけを根拠に、日本で使うときの制限を整理します。

最終確認日:2026年10月4日。各項目の出典は本文中のリンクから確認できます。

30秒でわかる結論

  • 予約ページの日本語表示:不可。選べるのは英語と仏・西・独・蘭・葡(ブラジル)・伊・ウクライナ語の計8言語です。
  • 日本の祝日の自動ブロック:不可。自動ブロックの対象は10か国で、日本は含まれていません。
  • 日本円での決済:不可。Stripe・PayPal で受け取れる通貨は AUD・CAD・EUR・GBP・USD の5つです。
  • 料金:米ドル建て。Standard は1ユーザー月12ドル(年払いで月10ドル)。無料プランでは決済を受け取れません。
  • 規約・データ:規約は英語で、米国ジョージア州法が準拠法です。データは米国のデータセンターに保管されます。

1. 予約ページとメールは日本語にできない

Calendly のヘルプによると、予約ページと通知メールを自動で翻訳できる言語は、英語のほかにフランス語、スペイン語、ドイツ語、オランダ語、ポルトガル語(ブラジル)、イタリア語、ウクライナ語の7つです。日本語はありません。 (出典:How to change your event type language)

言語は「予約者ごと」ではなく「イベントタイプごと」に1つ設定する仕組みです。日本語と英語のお客様を両方受ける場合は、同じ予約メニューを言語別に2つ作って使い分けることになります。 ボタンや日付などのシステム文言はブラウザ翻訳に頼ることになり、Calendly 自身も「翻訳の正確性は保証できない」と明記しています。 イベント名・説明文・質問項目など自分で入力した文章は、そもそも翻訳されません。

日本語で予約したいお客様にとって何が困るか

「Book」「Confirm」などのボタン、日付の表記、確認メールの本文が英語のまま届きます。英語に慣れていないお客様にとっては、ここで予約をやめてしまう理由になります。 特にサロン・治療院・教室など、一般のお客様を相手にする業種では大きな差になります。

2. 日本の祝日は自動で休みにならない

Calendly には祝日を予約不可にする機能があります。ただし対象はオーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、メキシコ、オランダ、スペイン、英国、米国の10か国だけで、日本は含まれていません。 日本の祝日を休みにするには、日付ごとの営業時間を手で設定するか、カレンダーに終日の予定を入れて塞ぐしかありません。 (出典:How to edit holidays within Calendly)

日本の祝日は年16日あり、ハッピーマンデーで日付が動き、日曜と重なれば振替休日、春分の日・秋分の日は毎年の官報公示で決まります。 毎年これを手入力していると、いずれ建国記念の日やシルバーウィークに予約が入ってしまいます。

Google カレンダーの「日本の祝日」を追加すれば済むのでは?

済みません。予約ツールが「予定あり」として読み取るのは主に自分の予定表で、祝日カレンダーは空き時間の判定に使われないのが普通です。 祝日は予約ツールの側で、日付のルールとして持っている必要があります。

3. 日本円で事前決済できない

Calendly は Stripe または PayPal と連携して、予約時に料金を受け取れます。ただし対応通貨は豪ドル・カナダドル・ユーロ・英ポンド・米ドルの5つで、日本円は対象外です。 (出典:Calendly and Stripe、Calendly and PayPal)

日本のお客様に予約金や施術料を事前に払ってもらいたい事業者にとっては、ここが一番大きな壁です。

4. 料金はドル建て、請求も海外仕様

プラン月払い年払い主な制限
Free0ドル0ドル予約メニュー1つ、カレンダー1つ、決済なし
Standard12ドル10ドル/月1ユーザーあたり
Teams20ドル16ドル/月1ユーザーあたり
Enterprise年1万5,000ドル〜50ユーザー〜

出典:calendly.com/pricing(2026年10月時点)。為替によって円での支払額は毎月変わります。

日本の利用者は米ドルで請求されます(英国はポンド、ユーロ圏はユーロを選べますが、円はありません)。 Calendly の税に関するヘルプが対象として挙げる地域に日本はなく、消費税やインボイス制度(適格請求書)への対応も記載されていません。経費精算の前に、経理担当と確認しておくのが安全です。 (出典:Currencies and your Calendly subscription、Taxes and your Calendly subscription)

6. ほかにも日本で気をつけたい点

なぜこの記事を書いたか

Business Box の開発者自身、東京で事業を始めたときに Calendly を使おうとしました。ところが Stripe 連携の通貨に日本円がなく、予約金を円で受け取れませんでした。 日本の祝日も毎年手で塞ぐ必要がありました。その経験から、日本語と英語の両方のお客様に対応でき、円で事前決済でき、祝日を自動で休みにする予約システムとして Business Box をつくりました。

Calendly と Business Box の比較

Business Box は、日本で予約を受ける個人・小規模事業者向けに東京でつくっている予約システムです。上の弱点にそのまま答える形で比較します。

項目CalendlyBusiness Box
予約ページ・メールの日本語×(8言語に日本語なし)○ 日本語・英語。お客様ごとに自動で切り替え
日本の祝日× 手動で設定○ 内閣府の祝日データで自動休業(振替休日を含む)
日本円の事前決済×(5通貨のみ)○ 自分の Stripe アカウントに円で入金、手数料の上乗せなし
キャンセル時の返金手動設定したキャンセル規定どおりに自動返金
無料プラン予約メニュー1つ、決済なし予約メニュー・予約数とも無制限、期限なし、カード登録不要
有料プラン月12ドル〜(ドル建て)月1,200円(税込・円建て)
規約・準拠法英語、米国ジョージア州法日本語・英語、日本法・日本の裁判所
データの保管場所米国日本
サポート日本語の記載なし日本語・英語でメール対応(2営業日以内)
カレンダー連携Google・Outlook(iCloud は新規不可)Google・Outlook(iCloud は非対応)

よくある質問

Calendly は日本語で使えますか?

予約ページと通知メールは日本語にできません(対応は英語を含む8言語)。予約メニュー名や説明文は日本語で入力できますが、ボタンなどのシステム文言は英語のままで、ブラウザ翻訳に頼ることになります。

Calendly で日本の祝日を休みにできますか?

自動ではできません。祝日の自動ブロックは10か国のみで日本は対象外です。日付ごとの営業時間を手で設定するか、カレンダーに終日の予定を入れて塞ぐ必要があります。

Calendly で日本円の決済はできますか?

できません。Stripe・PayPal 連携で使える通貨は AUD・CAD・EUR・GBP・USD の5つです。また決済機能は有料プランのみです。

Calendly は無料でどこまで使えますか?

無料プランは予約メニュー1つ、カレンダー連携1つ、1対1の予約のみで、決済は受け取れません。

Calendly の料金は円でいくらですか?

料金は米ドル建てで、Standard が1ユーザー月12ドル(年払いなら月10ドル)です。円での支払額は為替で毎月変わります。

Calendly は iPhone のカレンダー(iCloud)と連携できますか?

2024年8月20日以降、新規の iCloud 連携はできません。Google カレンダーか Outlook を使う必要があります。

日本語と英語のお客様を1つの予約ページで受けられるツールはありますか?

Business Box は、予約ページ・確認メール・リマインドをお客様ごとに日本語か英語で表示します。オーナー側が英語で使っていても、日本語で予約したお客様には日本語のメールが届きます。

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無料プランは期限なし・カード登録不要。円で事前決済を受け取る場合のみ月1,200円(税込)。